雄大な立山連峰を一望できる土地に眺望を生かした素敵な家ができました。 眺めを重視した間取りと窓の配置で周りの家を気にせず快適に過ごせるプライベート空間を実現しています。
建築地/立山町
施工面積/39坪
ポーチの軒の深さと素材感を生かした正面外観
施主さんがご自分で塗り替えできる様に平屋部分を板張りにしました。
カーポートの側面にも板を張ることでプライベート感が増します。海側も景色が抜けています。
食事もできる広々ウッドデッキ
この眺めを重視するために、敷地に対して家は斜めに配置しています。
玄関前ではかわいい花たちが迎えてくれます。赤いポストも似合います。
玄関部分の外壁は塗り壁。ドアを開けて中へ。
玄関はリビングからの光を取り込んで明るさを確保。
左の白い引き戸を開けると、家族用の玄関です。
収納量はたっぷり。上部の固定棚も何かと役立ちます。
玄関を抜けて引き戸を開けるとLDKへ。
畳部分のある広々LDK。
ウッドデッキがリビングと一体化してより広々として感じます。
振り返ると、ダイニングキッチン。
造り付けのオリジナルソファでカフェのようなダイニング。
来客からも目に付く食器棚は造り付けオリジナル家具がオススメ。使い勝手も雰囲気もUP。
ゆったりとした作業スペース。奥にはストック収納。
階段とリビングを隔てるこの壁は両面使いです。
リビング側は可動式の飾り棚で階段を隠します。
階段側はバックヤード収納。掃除機の置き場所も確保。
扉を1枚入れて奥には雑多な書類などを仕舞い込めます。
玄関から入った反対側には。
洗面脱衣室。造作棚を設置して、家事もしやすく。
トイレにもカウンター収納。手洗いや紙巻き器などの小物のデザインにもこだわっています。
もう一つ、1階に大きなファミリークローゼットが。棚の割付は無印良品の引き出しがぴったり収まります。左側の階段から光も取り入れています。
階段側。右側のガラス部からクローゼットに光を送ります。
階段にはしっかりと手すりを取り付けます。
2階は4部屋と収納。
それとトイレあります。
各部屋はシンプルで広さもありませんが、置き場所の計画がされていれば上手に使っていただけます。コンセントの位置や高さもしっかり打ち合わせます。
最後に、玄関横のこのスペースは。
アウトドアの趣味も多い施主さんには必須の外部収納です。これは重宝しますね。
立山をバックに地縄が張られました。工事が始まります。
基礎鉄筋完了の様子。
基礎工事が完成しました。
床下の配管は先行して行います。
ヒノキの土台が設置されました。
建て方の様子。プレウォールパネルで家の形や窓の位置がはっきりわかります。
内部の床は建て方後に施工します。断熱材を濡らさない為です。
断熱後、床の下地合板が敷き詰められました。
屋根の棟部分は隙間を開けて、小屋裏の熱を排気できるようにします。
換気部材の取付の様子。
棟のカバーが取り付けられ、これで雨も一安心です。
外部の壁は金物取付後、断熱材のジョイントに気密防水テープを張っていきます。
遮熱防水シートを張り、外壁の下地を作っていきます。
外壁下部の水切りは外壁の色に合わせて使い分け。
大工さんが外壁の板を張り出しました。
やはり本物の木の風合いはいいですね。
ガルバリウム鋼板の外壁も張り出しました。
外壁の色に合わせて、サッシの色と換気扇などの色を使い分けます。
雨の心配がなくなったら、屋根裏に断熱材を張り付けていきます。こちらもしっかり気密テープで隙間を無くしていきます。
ユニットバスの床下も断熱材で密閉します。床下の冷気が壁内に入り込まないように。
壁、天井の下地が進んでいきます。
杉の無垢床が張られました。きれいですね。
こちらは杉柄の塩ビタイル。水回りに使用します。
玄関の上がり框はケヤキを使用。杉だと柔らかく角は傷が付きやすいので、堅木を使います。
米ツガ羽目板の勾配天井。
ジョイスト梁天井の下地は黒く塗りました。
大工さんが階段の加工に掛かります。
きれいに掛かりました。
壁掛けテレビなどの下地が必要な部分を補強していきます。
各所の造作棚が設置されていきます。
藤城工務所の家は造り付けの棚がとっても多いです。
ジョイスト梁天井も仕上がりました。
外部の足場が外されました。
玄関の外壁仕上。
食器棚のタイル貼。
クロスの張り分けもいい感じです。
電気屋さんが照明器具を取り付けます。
ラストスパートはウッドデッキの取付。
カーポートの目隠し板を張り、完成です。